【焙煎度】深煎り(フルシティロースト)
【産地】サンパウロ州モジアナ地区
【標高】900m~1,000m付近
【精製方法】ナチュラル
サンパウロの北西部アルタモジアナ地区はなだらかな丘陵地帯で標高が高く降水量も多く、また植物の栽培に適した団粒構造の黒土という環境にあります。
当店では表面に油分が浮いてくるくらいの深煎り(フルシティロースト)で焙煎し、カカオ感やナッツ感を感じられる正に珈琲らしい珈琲に仕上げております。
【焙煎度】中深煎り(シティロースト)
【産地】 アンティグア パンチョイ渓谷
【標高】1,650m~2,100m
【品種】ブルボン
【精製方法】ウォッシュド
グアテマラ。中央アメリカ北部に位置し北はメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しております。国土の70%が火山に囲まれた山岳地帯となっており、火山灰土壌や寒暖差等珈琲豆の生産に適した地域です。またグアテマラの色々な場所で生産されていますが、特に高品質の豆を生産するのが以下の8つのエリアです。
●アンティグア
●フライハーネス
●アティトゥラン
●ウエウエテナンゴ
●コバン
●サンマルコス
●ニューオリエンテ
●アカテナンゴ
ラ・クプラ農園はアンティグアのパンチョイ渓谷にある1874年創業のフィラデルフィア農園の一角にあります。クプラとは屋根にある通気口で標高の一番高い位置にあるということでラ・クプラ農園と名づけられています。
当店では中深煎りで焙煎しバランスが良くコク深く飲みやすい当店人気の銘柄です。
【焙煎度】極深煎り(フレンチロースト)
【産地】アチェ州・タワール湖周辺農家
【標高】1,250m~1,600m
【品種】アテン等
【精製方法】スマトラ式
インドネシアのスマトラ島北西部のアチェ州。有名なのは2004年に起きたスマトラ島沖地震に伴う大津波による甚大な被害を被った場所であり、独立運動が盛んであった地域です。
この「マンデリンアチェ ディープグリーン」はアチェ州のタワール湖周辺Central AcehとBener Meriahの農家で生産された珈琲豆です。
当店の扱う珈琲豆の中で最も焙煎度が高く、ブラックチョコレートやカカオの様な濃厚さとスモーキーなフレーバーをお愉しみいただけます。甘いお菓子との相性もいいです。
【標高】1,300m~1650m
【品種】ティピカ・カツアイ・カトゥーラ
パナマは中央アメリカの南側に位置し、西側はコスタリカと東側はコロンビアと国境を接しております。珈琲豆の多くは西側のチリキ県西部で生産されております。このあたりはパナマ最高峰のバル火山(標高3,475m)があり肥沃な火山性土壌と独特の気象環境に恵まれ珈琲豆の生産に適した環境です。
このパナマ バルマウンテン アンセルミート農園もバル火山の東部にあり、140年以上の歴史と精製技術を持っている農園です。
苦すぎずにまた酸味も抑えて後味がすっきりしていて非常に飲みやすい珈琲に仕上げております。朝食のパンに合わせていただきたい一品です。
【標高】1,500m以上
【品種】ティピカ他
パプアニューギニアはインドネシアの東、オーストラリアの北に位置するニューギニア島の東側にある(西側はインドネシア領)太平洋の島国です。面積は約46万平方キロメートルで日本の約1.25倍にあたり、人口は約878万人ほどが暮らしております。歴史的にはドイツ・イギリス・オーストラリア等が保護領にしたり統治をしてきており、1975年に独立を果たしている国です。
そんなパプアニューギニアに珈琲が伝わったのは1930年台にあの有名な「ブルーマウンテン」の苗木がヨーロッパの宣教師によって持ちこまれたとされています。そして1950年代ごろには本格的に珈琲豆の栽培が始まったとされ比較的珈琲の歴史としては浅い国ではあります。
しかしながら、雨季と乾季がはっきり分かれた気候や火山灰土によるミネラル分を多く含んだ土壌により珈琲栽培には非常に適した環境にあります。
今回のパプアニューギニア トロピカルマウンテンは当店では中深煎りで仕上げており、キレ良くすっきりとしたほろにがをお愉しみいただけます。洋菓子や和菓子等の甘いものとの相性もばっちりです。
【産地】 ナリーニョ県サンロレンソ周辺農家
【標高】1,800m~1,900m前後
【品種】カトゥーラ
南米大陸の玄関口、北西部はパナマ、北東はベネズエラ、南はエクアドル、ペルー、ブラジルと国境を接しており、昼夜の温度差が大きく、雨季と乾季のバランスもよく、また栄養価の高い水はけの良い火山灰性の土壌が広がっております。
産地は主に北部(サンタンデール・マクダレナ等)、中部(カルダス・トリマ等)、南部(ナリーニョ・ウィラ等)と広域にわたって生産されています。
コロンビア エメラルドローズは南部のナリーニョに位置し、高い標高で肥沃な火山灰土壌、傾斜の厳しさは風通しと水はけの良さに繋がり、コロンビア屈指の品質を誇る珈琲を産出しております。
当店では中深煎りの焙煎度合いでダークチョコレートの様な香味をお愉しみいただけます。
【焙煎度】中煎り(ハイロースト)
【産地】イルガチェフ地区
【標高】~2,500m
【品種】在来種
エチオピア。北西にスーダン、南西に南スーダン、東にソマリア、南にケニアと国境を接するアフリカ東部の国。年間平均気温は13度ととても涼しく、また国土の多くは高地で首都のアディス・アベベは標高2400mの高さにあります。
有名な産地では西部のレケンプティやリム、東部のハラー、南部のシダマ・イルガチェフ等が有名です。エチオピアでは大規模な農園はもちろん農園と呼ばれる規模の農園自体がとても少なく、小規模農家が育てたものを農協のような所に持ち込むスタイルが一般的です。
中煎りに仕上げたこの商品は珈琲なのにまるで紅茶のような香味をお愉しみいただけます。
【カフェイン除去処理】マウンテンウォータープロセス
【デカフェ加工会社】Descamex
夜に珈琲を飲むと眠れない方、妊婦の方へ最適なカフェインレス珈琲です。
カフェインを除去する過程を簡単にお伝えすると、カフェイン以外の珈琲成分を含んだ溶液に珈琲豆を漬け込み、珈琲成分は飽和状態の溶液には溶け出ず、カフェイン成分だけが溶け出してカフェインを除去する仕組みです。
Descamex社が行うマウンテンウォーター・デカフェ製法では多くの有機認証を取得しており、化学溶媒を一切使用せずに安全にカフェイン除去を行っております。
このメキシコ エル・トリウンフォ珈琲はチアパス州のエル・トリウンフォ環境保全団体に加盟する79の農園が生産した珈琲です。カフェインレスを含む普通の珈琲となんら遜色ない味わいです。
【産地】 アティトゥラン他
【標高】1,300m以上
【品種】カツーラ他
【製法】ウォッシュド
「マリアージュ」はグアテマラ南西部アティトゥランエリアを中心とした複数農家のブレンドですが、へたな単一農園のものよりも個性的でしっかりとした味わいを醸し出しております。
また商品名の「マリアージュ」という言葉ですが、「結婚」という意味や料理の世界では「相性」を表す言葉として使われています。
珈琲と合わせるにはやはり甘いもの?和菓子やケーキとご一緒に楽しむのもいいかと思います。個人的には博多名物「通りもん」との相性が好きです。
【焙煎度】浅煎り(ミディアムロースト)
【産地】北部ンゴロンゴロ国立公園付近
【標高】1,600m~1,700m前後
【品種】ケント・SL27
タンザニアの北部に位置するンゴロンゴロ国立公園、「ンゴロンゴロ」は「大きな穴」という意味で世界最大級の大きなクレーターがあります。そのクレーター付近に珈琲の農園が広がっています。
浅煎りのこの商品はアプリコットやレーズンのようなフルーティーさがあり、まるで紅茶のようにすっきりと飲みやすい一品です。
深煎りのこの商品はカカオ感のある苦みがドッシリきますが、非常にキレがよくすっと口の中から消えていきます。