【焙煎度】深煎り(フルシティロースト)
【産地】サンパウロ州モジアナ地区
【標高】900m~1,000m付近
【精製方法】ナチュラル
サンパウロの北西部アルタモジアナ地区はなだらかな丘陵地帯で標高が高く降水量も多く、また植物の栽培に適した団粒構造の黒土という環境にあります。
当店では表面に油分が浮いてくるくらいの深煎り(フルシティロースト)で焙煎し、カカオ感やナッツ感を感じられる正に珈琲らしい珈琲に仕上げております。
【焙煎度】極深煎り(フレンチロースト)
【産地】北スマトラ州 リントンエリア ドロッサングール
【標高】1,400m~1,500m
【品種】S-LINI・ティピカ・ジュンベリ
【精製方法】スマトラ式
この「マンデリン リントン ドロッサングール」は北スマトラ州リントン地区ドロッサングールで生産された珈琲豆です。
当店の扱う珈琲豆の中で最も焙煎度が高く、ブラックチョコレートやカカオの様な濃厚さとスモーキーなフレーバーをお愉しみいただけます。甘いお菓子との相性もいいです。
【焙煎度】中深煎り(シティロースト)
【標高】1,300m~1650m
【品種】ティピカ・カツアイ・カトゥーラ
【精製方法】ウォッシュド
パナマは中央アメリカの南側に位置し、西側はコスタリカと東側はコロンビアと国境を接しております。珈琲豆の多くは西側のチリキ県西部で生産されております。このあたりはパナマ最高峰のバル火山(標高3,475m)があり肥沃な火山性土壌と独特の気象環境に恵まれ珈琲豆の生産に適した環境です。
苦すぎずにまた酸味も抑えて後味がすっきりしていて非常に飲みやすい珈琲に仕上げております。朝食のパンに合わせていただきたい一品です。
【産地】 カウカ州ポパヤン南部
【標高】1,700m前後
【品種】ティピカ・カトゥーラ
南米大陸の玄関口、北西部はパナマ、北東はベネズエラ、南はエクアドル、ペルー、ブラジルと国境を接しており、昼夜の温度差が大きく、雨季と乾季のバランスもよく、また栄養価の高い水はけの良い火山灰性の土壌が広がっております。
産地は主に北部(サンタンデール・マクダレナ等)、中部(カルダス・トリマ・カウカ等)、南部(ナリーニョ・ウィラ等)と広域にわたって生産されています。
コロンビア カウカ ポパヤン プリメーラは南部のカウカ州のポパヤンに位置し、コーヒーの発育に欠かせない栄養を多く含む火山性土壌、年間約1600~2500ミリという豊富な降水量、年間を通して22度前後の平均気温と珈琲栽培に適した場所でコロンビア屈指の品質を誇る珈琲を産出しております。
当店では中深煎りの焙煎度合いでダークチョコレートの様な香味とトロピカルフルーツ感のある香りをお愉しみいただけます。
【焙煎度】中煎り(ハイロースト)
【産地】イルガチェフ地区
【標高】~2,500m
【品種】在来種
エチオピア。北西にスーダン、南西に南スーダン、東にソマリア、南にケニアと国境を接するアフリカ東部の国。年間平均気温は13度ととても涼しく、また国土の多くは高地で首都のアディス・アベベは標高2400mの高さにあります。
有名な産地では西部のレケンプティやリム、東部のハラー、南部のシダマ・イルガチェフ等が有名です。エチオピアでは大規模な農園はもちろん農園と呼ばれる規模の農園自体がとても少なく、小規模農家が育てたものを農協のような所に持ち込むスタイルが一般的です。
中煎りに仕上げたこの商品は珈琲なのにまるで紅茶のような香味をお愉しみいただけます。
【カフェイン除去処理】マウンテンウォータープロセス
【デカフェ加工会社】Descamex
夜に珈琲を飲むと眠れない方、妊婦の方へ最適なカフェインレス珈琲です。
カフェインを除去する過程を簡単にお伝えすると、カフェイン以外の珈琲成分を含んだ溶液に珈琲豆を漬け込み、珈琲成分は飽和状態の溶液には溶け出ず、カフェイン成分だけが溶け出してカフェインを除去する仕組みです。
Descamex社が行うマウンテンウォーター・デカフェ製法では多くの有機認証を取得しており、化学溶媒を一切使用せずに安全にカフェイン除去を行っております。
【産地】 アティトゥラン他
【標高】1,300m以上
【品種】カツーラ他
【製法】ウォッシュド
グアテマラ。中央アメリカ北部に位置し北はメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しております。国土の70%が火山に囲まれた山岳地帯となっており、火山灰土壌や寒暖差等珈琲豆の生産に適した地域です。またグアテマラの色々な場所で生産されていますが、特に高品質の豆を生産するのが以下の8つのエリアです。
●アンティグア
●フライハーネス
●アティトゥラン
●ウエウエテナンゴ
●コバン
●サンマルコス
●ニューオリエンテ
●アカテナンゴ
「マリアージュ」はグアテマラ南西部アティトゥランエリアを中心とした複数農家のブレンドですが、へたな単一農園のものよりも個性的でしっかりとした味わいを醸し出しております。
また商品名の「マリアージュ」という言葉ですが、「結婚」という意味や料理の世界では「相性」を表す言葉として使われています。
珈琲と合わせるにはやはり甘いもの?和菓子やケーキとご一緒に楽しむのもいいかと思います。個人的には博多名物「通りもん」との相性が好きです。
【産地】Songwe地方Ndolezi Mbozi
【標高】1,500m~1,650m前後
【品種】Compact・Nylon
タンザニア=東アフリカに位置し北にケニア、北西にウガンダ・ルワンダ・ブルンジ、西にコンゴ、南にはザンビア・マラウィ・モザンビークに囲まれており、人口約5800万人、日本の約2.5倍の面積を有しています。
タンザニアに「コーヒー」が伝わったのが1890年代といわれカトリックの宣教師がレユニオン島(ブルボン島)の「コーヒー」を持ち込んだのが始まりとされています。
タンザニア産の珈琲は一部の地域を除き「キリマンジャロ」と馴染みのある名称で呼ばれています。深煎りのこの商品はカカオ感のある苦みがドッシリきますが、非常にキレがよくすっと口の中から消えていきます。